我が家のおひなさま。
最近のお雛様は、衣装着のタイプがほとんどですね。
衣の重なりが美しいので、わたしも個人的には、木目込みより衣装着のほうが好きです。
でも、わたしの子どもの頃は、ほとんどが木目込みのお雛様・・だったと思います。
江戸~昭和初期くらいまでは衣装着が多かったのに、木目込みの全盛期だったのでしょうか。
我が家のお雛様は、両親が買ってくれたもので、木目込みです。
当時、団地住まいだったためか、流行りのガラスケース入りコンパクトタイプ。
台座にオルゴールがついていてね。
去年、真壁のひなまつりで、それとほとんど同じものを見つけて、とても懐かしかったv
↓
そうそう、この互い違い棚v
お内裏様・お雛様、三人官女、五人囃子、左右大臣(随身)、三仕丁。
15人飾りだったのね。
ケースに入ってたからか、子どもの頃にお雛様で遊んだ記憶はありません。
ひなまつり・・は、たぶん、してたとは思うけど、あんまり記憶もなく;
自分のお雛様だというのに、たいして愛着もなくて、大きくなるにつれ、(母も出し入れが面倒になったのか)だんだん飾らずに、しまいっぱなし。
それにその頃から、ごく最近までは、お人形そのものが苦手だったし。
(今でも、ものによっては少し苦手だったりします;)
でも、自分で猫雛さんを作るようになって、お雛様にすごく興味が出てきて、古いお雛様をみたりして、参考にするようになってから、「あれ、そーいえば、我が家のお雛様はどうなってるんだろう?」と、急に思ってみたりして(笑)
たしか・・・、家をリフォームする際にガラスケースが割れてしまって、ケースは処分したはず。
お人形だけ、とっといてあるんだっけ?
お雛様もだけど、ミニチュアは昔から好きで、せめてお道具類だけでも、買い直そうかなあと、母に話すと「お人形と一緒に、とってあるよ?」と。
何年かぶりに日の目をみた、我が家のお雛様。
ところが・・・、しまいっぱなしだったため、お人形のほとんどが、虫に喰われちゃってました・・・(涙)
衣装だけでなくて、お人形の土台に穴があいて、木屑がぼろぼろと;;
表面だけならともかく、内部までやられてしまっては、とても飾るどころではないので・・・、残念だけれど、処分、ということになります。
(お人形供養してくれるとこ、探さなくちゃ)
幸い、お道具類はプラスチックなので、あんまり痛んでいませんでした。
たんすの取っ手が外れてしまったり、パーツが一部足りなかったりはしていますが、出来る限りは修理して、出店の時にディスプレイに使おうと思っています。
記念撮影をしたあと・・、さようなら、です。
あんまり大事にしてあげられなくて、ごめんね。
小さい頃から見守ってくれて、ありがとう。
by bunakoubou | 2012-01-31 21:26 | 日々