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うちのねこのこと。

(はじめに、おことわり。少し気分のよくない内容もあるかと思いますので、読みたくない方は飛ばしてください)


わたくし事なのですが、書かせてください・・。

まずは、うちの猫についてご心配くださった方々、ありがとうございます。
今は少し、落ち着いていますが・・・、ここ1~2日が山場、というか、重要な局面にきていると、今日行った獣医さんに言われました。




我が家の猫は、同じ時に生まれた兄弟猫です。
ちゃとらが「茶太郎」。
焦げ茶は「こげまる」。(まんまですね)
今年11歳。人間で言うと、還暦を越えました。

秋ぐちから頻繁に吐いたり、体調の良くないことが続いていたので、獣医さんに通っていました。
でも、一向に良くならず・・。
またその獣医さんも、「ちゃた・こげ」が生まれた時からお世話になっていたところではなく、引っ越しをしたために、手近なところに行ったので、どうにも獣医さんとの間がしっくりこなくて、ずっと不安に思っていたのです。

このままの治療方法でいいのか。
一向にわたしの不安を取り除いてくれない、この病院に通っていていいのか。


昨日の柏の葉から帰ってきたところ、こげの様子がおかしいのに気付きました。

弱々しく「にゃー・・」といった顔が、右半分の顔面がこわばってひきつっているのです。
「どーしたの、その顔・・・」と言って、急に怖くなりました。

2日くらい前から元気がだんだんなくなっていた。
体温も下がっているような気がする。
治療に良くないところがあったのか、病状が悪化したのではないか。

ここ数カ月お世話になっていた獣医さんにまた連れて行こうか・・と思いましたが、どうにも不安が残ります。
安心して頼れないんです。
何カ月も通っているのに、良くなるどころか悪化していく・・、この病院ではこれまで、飼い主であるわたしを安心させてくれていない。


そして今日、出店を予定していた、代々木八幡での手づくり市をキャンセルさせてもらって。
車で少し遠くになるけれど、ネットの口コミでも評判が良くて、一度下見に行ったらすごく混んでいた動物病院に、思い切って連れていってみました。

その病院は大きくて、獣医さんが何人もいます。看護師さんもたくさん。
CTなどの設備も充実していて、手術もできるらしい。
お休みはほとんどなくて、祝日のみ。



そうしたら、急性腎不全の疑いがある、と。
猫はもともと、高齢になってくるとたいがいの子が腎臓を悪くします。
こげも、その方針で治療していました。
でも、治療よりも症状の悪化のほうが進んでしまったようなのです。

顔面の麻痺も、腎臓が悪くなることで尿が正常にろ過されなくなって、身体に尿毒素がまわって、脳の神経関係のほうに異常をきたしているのか・・、でも正確な診断は、全身麻酔したうえでCTなり内部組織を採取したりと、本人に非常に負担になり、今、弱っているこげには勧められないとのこと。

今できることは、お薬を混ぜた点滴をして、悪くなった数値をなるべく下げること。
低体温にもなっているので、あたたかくして、体温をあげるようにすること。
この山場をがんばって越えてもらわないと、あとは残り少ない・・・ということでした。


今日は朝から病院に行って、ゆっくりぽとぽとと点滴をしてもらって、尿道カテーテルを入れて強制排出して、検査をしたり様子をみたりで、結局まる一日がかり。
それでも、こげはがんばってくれて、今日の悪化は越えたようす。
また明日行って様子をみて、点滴なり処置をしてもらう・・ということになりました。


前脚には、点滴用の入口が刺さったままだし、尿道カテーテル用の出口もついたまま。
点滴をしてトイレが近くなっているので、膀胱にいっぱいたまらないように、ときどき、シリンジで吸い出してあげます。
あと、体温を時々測って気をつけてあげる。
お水をたくさん飲ませて、できたら何か口から消化の良い食べ物をあげる。

わたしがしてあげられることって、それくらい。
なので、気を落ち着かせるために、こうして記事を書いてます・・・。


今日行った動物病院で対応は、先生も看護婦さん(?)も、みなさん良いかんじでした。
先生には、よその病院にかかっていて、でも不安に思っていることなども正直にお話して、そしていろいろと納得のいく説明をたくさんしてくれました。
そして、「みんな最後は後悔してしまうこともあるかもしれないけれど、できるだけ後悔が少ないような、そんな選択をしてあげてください。そのためのお手伝いは万全にします」と言ってくれました。


それはまさに、わたしがずっと思っていたこと。
(病院の選択や治療についてもそうだけれど、お医者さんのせいばかりでなく、最近、わたしが忙しく動き回ってばかりであんまり見てあげられなかったから・・とか、いろいろと考えるとぐるぐるしてしまいます)
今日一日の対応で、この病院は安心できるかも・・・と思い、これからこちらにお世話になることになりました。



こげは、今はわたしの部屋で、少し落ち着いてる。
今日はいろいろあって、本人も疲れたのかも。
それか、体力が落ちているか。
呼吸は荒くないので、明日まで様子見、です。

ちゃたは、こげのなにか違いを敏感に察して、いつもよりおとなしく、少し遠巻きにみてる。
こげが落ち着いたら、ちゃたも検査してもらわなくちゃ・・。


こげも、がんばってる。
わたしも、がんばる。
わたしが倒れたら、こげもみんな、困っちゃうものね。


そして、もしもよかったら・・・・。

みなさんの応援のパワーを、こげにください。

こげは、子供のいないわたしにとっては、子供かそれ以上の存在。
まだまだずうっと、一緒にいたいです。



ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

※ わたしも精神的に弱っていますので・・、いたずらや中傷などをさけるために、この記事はコメント不可にしてあります。
ご了承くださいませ。

by bunakoubou | 2010-12-05 22:50 | 日々